\ あなたのやりたいことが見つかる /
したいことが分からない5つの原因。これを読めば解決する
自己理解の専門家やぎぺーです。
「したいこと」について勘違いしている人がとても多いなと感じます。
それが原因で、したいこと探しに苦しんでいる人が多い。
僕自身こうして自己理解の専門家として活動する前は、「したいことが分からない」と悩み続けてきました。
だからこそ伝えたいことがあります。
したいこと探しに関する誤解を解くために、この記事を書きます。
原因①したいことは大きくないとダメと思っている
「目標は大きく持て!」と言われているせいで、自分のしたいことも大きなことでないといけないと思っていませんか?
既に大きなことを成し遂げている人の「したいこと」と、自分の「したいこと」を同じように考えていませんか?
「したいことは大きくなくて良い」これは断言できます。
なぜなら、小さなしたいことを達成すれば、勝手に次の願望が湧き出てくるから。
縄跳びの前跳びができない子供に対して「じゃあ三重跳びに挑戦してね!」と言うと、確実に挫折するでしょう。
「まずは三重跳びのことなんて考えずに、前跳びをできるようになれば良いよ。」と、アドバイスしたくなりますよね。
ですが自分のしたいことになると、逆上がりができないのに「大車輪に挑戦してね!」という無理な提案をしようとしてませんか?
最初から大きなしたいことを考えようとすると「でも自分にはできない。」と思ってしまい行動を起こせなくなってしまいます。
逆上がりができるようになれば、次に「二重跳びがしたい!」と思い始めます。
二重跳びができれば「三重跳びがしたい!」と思い始めます。
こんな風に、1つ達成すれば人間の願望は拡大していくもの。
最初から「大きなことをしなければ」と思ってしまうと、壁の高さにビビって行動できなくなるだけ。
大きなことをしたいなら、むしろ「小さなしたいこと」を積み重ねていくのが一番の近道ということです。
より詳しく知りたい方は好きなことを見つけるために知っておくべき、ドミノ倒しの法則も合わせて読んでください。
自分の興味があることをできる範囲から始めていきましょう。
原因②したいことは1つじゃないとダメと思っている
「したいことは1つに絞り込まなきゃいけない」と思っている人も多いです。
けれどそんな簡単にしたいことって絞り込めるでしょうか?
1つのことをずーっとやっていると飽きませんか?
僕は自己理解の仕事以外にもしたいことが沢山あります。
ボードゲームも作りたい。ファッションにも興味がある。ペットとも遊びたいし、彼女とも一緒にいたい。あ、映画も見たい。漫画も読みたい。美味しいご飯も食べたい。
この沢山のしたいことを自分の1日の中に上手く混ぜ込んで生きています。
「ずっとこれだけをやっていたい!」という一点集中型の人ももちろんいます。
自分の命をかけられる1つのことに熱中しているのはかっこよく見えるかもしれません。
けど絞れないなら絞れないで良いんです。
したいことが沢山あるなら、自分が一番楽しめるバランスで1日を構成すれば良いだけ。
むしろ沢山のしたいことは、いつか繋がっていって「自分にしかできないこと」になる可能性もあります。
僕はブログを突き詰めていましたが、途中から自己理解にハマって方向転換しました。
そうすると「ブログを書ける自己理解の人」になりました。
実は心理学の分野では継続して情報発信をしている人ってとても少なくて、かなりレアな存在なんです。
なので僕はちょっと他の人よりも特別な存在になれています。
なので「したいことは1つじゃないとダメ」という思い込みは捨てましょう。
絞り込んで苦しむよりも、沢山の興味を生活の中に取り込む方がずっと楽しいはず。
結果的に自分にしかできないことにも繋がっていきます。
原因③したいことは仕事にしないとダメと思っている
これもとてもありがちな誤解。
- したいことは仕事にしなきゃダメ。
- 好きなことは仕事にしなきゃダメ。
- お金に繋がらないしたいことには価値がない。
- 役に立たないしたいことには価値がない。
そんな風に思い込んで、したいことに蓋をしている人も多いです。
いやいや、したいことは仕事である必要はありません。
趣味で全然OKです。
というか趣味で最高です。
生活の中に趣味が沢山あるだけでも人生は豊かになるから。
もし仕事にしたいとしても、誰でも最初は趣味レベル。
- 「やってみたいな」と興味が湧いたことにちょっと取り組んでみる。
- やってみると面白くて趣味になる。
- 趣味として続けていると、人を喜ばせられるレベルになる。
- そしてお金をもらえるようになって、いつの間にか趣味が仕事になる。
こんなステップで良いんです。
もちろん趣味でずっと続けるのも最高です。
僕も何の役にも立ってない趣味を沢山持っています。
したいことを自分のためだけに楽しめば、趣味。
したいことで人も楽しませられるようになると、仕事。
最初から仕事である必要はないし、仕事にしなきゃいけないわけでもありません。
より詳しく知りたい方は好きなことは趣味でも良い。全て仕事にする必要はない理由も合わせて読んでください。
原因④したいことは人のためにならないとダメと思っている
これは僕が昔陥っていたパターン。
誰かに話した時に「それって素晴らしいことだね!」と讃えられるようなしたいことを持っていないとダメだと思っていました。
なので必死に頭で考えて、褒められそうなしたいことを考えていました。
小学生の時は「医者になりたい!」と言っていました。
そう言えば褒められそうだから。
けれど最初から社会貢献につながるようなしたいことが考えられる人は多くありません。
自分を満たして行くうちに勝手に心のコップから水が溢れて、周りの人のために何かしたいを思えるようになります。
「自分を満たす→他人を満たす」という順番。
僕自身、最初は自分が悩みまくっていたから「自己理解」にハマりました。
とにかく苦しかったので、その解決策として興味を持ったのが自己理解でした。
そうやって勉強していくと、周りの人も同じように悩んでいることに気づいたんですね。
そこで自分の学んだことを人に伝えることを始めました。
なのでまずはそんなに難しく考えずに「自分のために、興味のあることをやる」で大丈夫。
そうして行くうちに、自然と周りの人も幸せにしていくことができます。
人のためになる高尚なしたいことを最初から考える必要はありません。
原因⑤したいことは途中で辞めちゃダメと思っている
最後は「したいことは途中で辞めちゃダメ」という思い込み。
一度始めたことは最後までやり遂げなければいけない、という思い込みを持っている人は多いのではないでしょうか?
全くそんなことありません。
その対象に対する興味が尽きたら、そこで辞めて他のことを始めてもいいんです。
そうしないと賞味期限切れになってしまったしたいことで生活が埋め尽くされてしまいます。
それはもう「やらなきゃいけないこと」ですね。
「したいこと」が「やらなきゃいけないこと」になったら、一度捨ててみましょう。
またやりたいと思えば再開すればいいんです。
ちょっと僕のこれまで辞めてきたことも紹介させてください。
- 「キャンピングカーで生活する!」と言って4ヶ月で辞めました。
- オンラインサロンも3回立ち上げて3回辞めました。
- 「レゴブロックで遊びたい!」と思って衝動で買ったけれど押し入れに眠っています。
- 「カメラやりたい!」と言って2度カメラを購入しまいたが、どちらも売ってしまいました。
- 「絵を描きたい!」と言って画材を買ってきましたが2枚書いてそれ以降書いていません。
こうして過去に数多くのことを辞めてきたので断言できるのが「今やっていることを辞めれば新しいことが飛び込んで来る。」ということ。
過去の「したいこと」にしがみ付いていると、時間もお金もエネルギーもなくなってしまい、新しいことへの興味は持てません。
「したいこと」が「やらなきゃいけないこと」になったら、手放してみることで次に進めます。
「したいこと」と「やってみたいこと」の違いも説明しておきます。
やってみたいことは「興味のあること」です。
僕だったら今はこんな「やってみたいこと」を持っています。
- 服作り
- マラソン
- サーフィン
けれどこれらは、やってみる前はずっと続けたいかどうかは分かりません。
やってみたいことをやってみた結果「好きなことorしたいこと」に進化する可能性があるんです。
「やってみたいこと→好きなことorしたいこと」という流れ。
なので、自分が興味を感じる「やってみたいこと」は何でもやってみましょう。
やってみないとそれが「したいこと」に進化するかは分かりません。
したいことは、いつでも辞めて大丈夫。
まとめ : したいことが分からない5つの原因
改めてまとめておきます。
-
したいことは大きくないとダメと思っている
-
したいことは1つじゃないとダメと思っている
-
したいことは仕事にしないとダメと思っている
-
したいことは人のためにならないとダメと思っている
-
したいことは途中で辞めちゃダメと思っている
行き詰まりを感じた時に、読み返してみてください。
この記事を読んで、したいことに関する誤解が解けて、自分の興味のあることに一歩ずつ取り組める人が増えると嬉しいです。