「何がやりたいのか?」と「何になりたいのか?」の違い。どちらを仕事にした方がいいのか解説する。

得意なことを見つける

 

自分がどんな仕事を選択しようか考えるとき、2パターンの質問が考えられます。

  • 1つは「何がやりたいのか?」という質問。
  • もう1つは「何になりたいのか?」という質問。

 

似ているようで全く違うことを聞いている2つの質問。

どちらの質問を使えば、自分のやりがいが感じられる仕事を見つけることができるのでしょうか?

答えを言ってしまうと「何がやりたいか?」という質問を使ったほうが良いです。

「何になりたいか?」という質問を使うと仕事選びに失敗する可能性が高い。

 

それが何故なのかを解説していきます。

 

YouTubeでも同じ内容を話しているので、ぜひご覧ください。

 

 

「やりたいこと」と「なりたいもの」の違い

僕がこの2つの問いに出会ったのは山口周さんの「 仕事選びのアートとサイエンス」という本の中。

本文を引用します。

例えば「問題の解決策を考えるのが好き」と主張して、経営コンサルティング会社への転職を希望する方は大変多いのですが、そういう方に、では最近考えている問題を取り上げて、どのような解決策が適切なのか、あなたの考えを教えてください、と振ってみると、まともな回答が返ってこないケースがままあります。

これは典型的に「好き」と「憧れ」を混同してしまっているケースです。御本人にとっては紙一重なのですが、「コンサルティング会社で問題解決をしている自分」のイメージに憧れているだけで、問題解決という営みそのものを日常生活野中で愛好しているわけではないのです。「コンサルティングファームの社員になりたい」のであって「コンサルティングをしたい」のではない、という言い方もできるでしょう。

出典 : 仕事選びのアートとサイエンス

 

もう少し続きます。

仕事選びの際に考える二つの問い、つまり「自分は何になりたいのか?」と「自分は何がやりたいのか?」は、ほとんど同じ質問に思えるかもしれませんが、実は全く異なる質問だということです。

「自分は何になりたいのか?」という問いは、先ほどの枠組みで指摘すれば「憧れ」に基づいて職業選択を考える、ということです。しかし、このような思考の末にめでたく憧れの職業に就いたとしても、その仕事が本人にとって「好きで得意」なことかどうかは、分かりません。なんといっても職種や社名に対する憧れが先行しているわけですからね。

出典 : 仕事選びのアートとサイエンス

 

この内容を僕なりに表で整理するとこうなります。

 

「何がやりたいのか?」という質問では仕事の行為が問われています。

だからどんな仕事内容に興味があるのかを考えられる。

 

一方「何になりたいか?」という質問では職業が問われています。

だからその仕事のイメージで憧れているものを考えてしまいます。

 

 

「内側から溢れ出した興味」か「外側から見た憧れ」か

ここで重要なのは「内側から溢れ出した興味」か「外側から見た憧れ」かと言う点。

仕事を内側から見ているのか、外側から見ているのか。

図にするとこうなります。

 

 

仕事内容自体に興味があるのが、仕事にイメージがいいから就きたいだけなのか。

どちらのモチベーションが強いかは言うまでもありません。

 

仕事内容自体に興味があれば、社会からどう評価されている仕事だろうとモチベーションにはあまり関係がありません。

仕事に対する社会の評価が変わってしまえば「憧れ」がモチベーションの場合は、すぐに折れてしまうでしょう。

憧れで選んだ場合は仕事内容への理解が浅い場合も多く「思っていた仕事と違った」ということも多々あります。

 

だから職業選択の時には「何になりたいのか?」ではなく「何がやりたいのか?」という質問を使ったほうがいいのです。

 

憧れを仕事にしようとして失敗した例

僕は新卒の就職で、エンジニアになろうとしていました。

実際に内定ももらっていました。

 

けれどそれまで全くプログラミングの経験はない状態。

入社前に少しでも力をつけようと、社内インターンをしていました。

しかし、そこで直面したのは「全くプログラミングに興味ない…」という壁。

 

当時の僕は「なんかエンジニアって世界を動かしていてかっこいいな」という外から見た憧れ100%で仕事を選んでいたのです。

「何がやりたいのか?」ではなく「何になりたいのか?」という質問を使って就活してしまっていました。

プログラミングに対する純粋な興味を持っていたわけではないので即挫折しました。

周りのプログラミングに興味を持ってどんどん進めている友人と自分を比べた時、「これは無理だな」と理解。

エンジニアという職業に僕は憧れていたのですが、実際の仕事内容自体には興味がなかったのです。

そして入社前に、内定を辞退させてもらいました。

 

この失敗体験からも、職業選択の時には「何になりたいのか?」ではなく「何がやりたいのか?」という質問を使ったほうがいいと強く思います。

 

まとめ

  • 「何になりたいのか?」と「何がやりたいのか?」は全く別の質問
  • なりたいものは憧れで、やりたいことは興味。
  •  憧れは業務内容と関係ないので仕事をするモチベーションとしては弱い
  • 仕事を選ぶときは「何がやりたいのか?」という質問を使うと良い

僕自身一度ミスをしてしまった質問で、本の中で見つけた時に納得感がすごかったです。

同じところでつまづいている人がいるんじゃないかと思い、記事にさせてもらいました。

 

自己理解でつまづいている方の参考になれば幸いです。

 

参考文献

 

「やりたいことって何だろう?」と考えたい方は、以下の記事も合わせて読んでください。

 

10月は無料オンライン個別相談会祭り!

夢中になれる働き方を作りたいあなたへ

オンラインで気軽に相談してみませんか?

10月は無料相談祭りとして、オンライン個別相談の日程を大量に確保しました!

この機会に僕と直接話してみませんか?

無料オンライン相談会では、
八木仁平本人が自己理解を通じて自分のやりたいことに夢中になるまでのプロセスを解説します。

自己理解プログラムに興味のある方は、ぜひ気軽にご相談ください。

▼詳細はこちら
https://www.jimpei.net/jikorikaiprogram

▼日程一覧はこちら
https://form.os7.biz/f/650318b5/

「夢中な自分で生きる」を心理学でサポートするYouTubeチャンネル

やりたいことが分からない根本的な原因とその解決策
10の質問に答えるだけ。好きなことの見つけ方
「お金」を目標にすると不幸になる理由