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慎重さの資質の特徴って?強みを発揮するための活かし方まとめ
こんにちは!ストレングスファインダーを使ったコーチングやワークショップを行い、人の才能を開花させる活動をしている花ちゃん(@blumefeld111、じぶん迷子の処方箋)です。
あなたはもうストレングスファインダーで自分の資質のことについて知りましたか?
このページでは慎重さの資質について、慎重さ5位の僕が詳しく掘り下げたいと思います。
例えば、
- 慎重さの資質って具体的にどんな特徴があるの?
- どうやって活かしていけばいいの?
- 自分にはどんな職種が合っているの?
そう思われている方、ぜひこのまま読み進めていただけたらと思います。この記事を読んだ後には、あなたも慎重さという資質を知り尽くしているはずです。
それではさっそく紹介していきますね!
慎重さの具体的な行動例
慎重さの具体的な行動例
- 準備万端にしてから物事を進める。
- 「リスクはないか?」と考え立ち止まり検討する。
- 不安なことがあればできる限り事前に解消させる。
- 常に余裕のある状態にし、安心した状況を作る。
慎重さの資質は一言でいうと「物事を成功させるために準備万端にする」資質です。成功させるには準備が必要だと考えます。
少し変わった表現をすると「不安になることが得意な人間」です。不安を解消するために「準備」や「事前確認」を怠らないのです。
慎重さの資質を持たない人からすると「そんなことまでやるの!?」と驚かれると思います。そして「もう十分でしょ。」と呆れてしまうかもしれません。
でもそれは決して周りの邪魔をしているわけではなく、成功させるための慎重さの行動力なのです。
また徹底的に準備することで慎重さの人は心から安心でき、最高のパフォーマンスを発揮することができます。
実行力の資質ではありますが、持ち前の安定感が周りに伝わることで「あの人に頼めば大丈夫!」「安心して任せられる。」と信頼を得ることもできます。
慎重さを活かすアイディア
では、慎重さを活かす行動アイディアはどんなものがあるのでしょうか。慎重さの資質を持つ方の特徴を元にお伝えしていきますね。
- 準備万端にしてから物事を進める。
- 「リスクはないか?」と考え立ち止まり検討する。
- 不安なことがあればできる限り事前に解消させる。
- 常に余裕のある状態にし、安心した状況を作る。
だから、、、
1.十分な準備期間を設けましょう。
慎重さを持つ人は余裕のある状態を好みます。そのため準備期間が短いと、それ自体をリスクと感じて不安になり、パフォーマンスを発揮することが出来ません。
なので余裕を考慮した準備期間を設けましょう。もし遅れが発生したとしてもリカバリーができる状態であれば慎重さの人は慌てることはありません。
2.できる範囲で不安なことは事前に解消しておきましょう。
準備が全ての慎重さの人は、予想外のことが起きるとパニックに陥る可能性があります。そのため本番で実施することは練習の段階でも実施し、なるべくリスクを減らすようにしましょう。
そうすれば準備の精度も磨かれ、自分も周りの人も、より安心することが出来ます。
【参考】慎重さを活かした僕の実体験
ここで僕の慎重さを活かした実体験を紹介します。
具体的には、八木仁平(やぎぺー)さんからワークショップ講師を依頼され、そのワークショップを開催したときの話です。
講師を依頼を受けたのは開催日の一か月前でしたので、十分な準備期間がありました。(このあたりはやぎぺーさんが、僕が慎重さを持っていることを理解されているので助かりました笑)
慎重さの人はとにかく「こんなことが起きないだろうか?」とリスクを考えます。当時、僕が考えたリスクです。
- ワークショップで使用する資料の作成は間に合うか?
- 講師として緊張せずに説明することができるか?
- 会場となるレンタルスペースに迷わず時間どおりに到着できるか?
- レンタルスペースのテーブル・イスを思い通りのレイアウトに配置できるか?
- 会場で用意されているプロジェクターと僕のPCは接続できるか?
- プロジェクターを正しく映すことができるか?
- 用意すべき紙資料は正しく印刷できるか?
リスクをつぶすために大切なのは「準備」と「事前確認」です。
幸い準備期間はありましたので、資料は開催日の2週間以上前に完成させ、説明の練習もしっかり時間をとることが出来ました。
練習は1回1時間ほどかかるボリュームでしたが、10回以上は練習したと思います。とにかく体に馴染ませました。
「③」~「⑥」のリスクは、下見として一人で会場に足を運び、事前確認をすることで解消。
事前に確認できることは全て行ったと思います。開催日の2日前には資料の印刷も全て終えました。
そして当日。全て予定通りに進み、ワークショップはトラブルもなく大成功!
参加者からは
- 安心感のある雰囲気で、初めてのワークショップで緊張していましたがリラックスできました。内容もわかりやすかったです。
- 本当に楽しかったです!ありがとうございました!
と嬉しい感想も頂くことが出来ました。
これは僕の慎重さを活かした結果だと思います。慎重さで「リスク」を排除し、安心できる状態にしたことで最大限のパフォーマンスを発揮することができました。
これが僕の慎重さをフルに活かした成功体験です。
慎重さの資質を持つ人が気をつけるべき点
次に、慎重さの資質を持つ人が気をつけるべき点です。 何を気をつけるべきなのか、こちらも慎重さの資質を持つ方の特徴を元に考えてみましょう。
- 準備万端にしてから物事を進める。
- 「リスクはないか?」と考え立ち止まり検討する。
- 不安なことがあればできる限り事前に解消させる。
- 常に余裕のある状態にし、安心した状況を作る。
決まったことに対しては着実に進められるのが慎重さですが、「やるか?やらないか?」と選択に迫られたときに、リスクを考え過ぎて決断ができないことがあります。
そして決断するために入念な確認をはじめるため、前に進むのに時間がかかってしまうこともあるでしょう。
その結果、「判断が遅い人」「いつまでたっても決められない人」とネガティブなイメージを持たれてしまうかも知れません。
決断のスピードをなるべく短くしましょう。
慎重さは決めたことで真価を発揮する資質です。そのため「決断すること」が大きなポイントになります。
決断スピードを速くするための案をまとめますね。
慎重さの決断スピードを速くするための案
- やらなかった時のリスクを考えてみる。
- 一旦やると決める。その上でリスクを減らせるか考える。
他の資質との組み合わせ
ここでは、慎重さの資質を持つ人が、どのような資質を持つ人と手を組むと、より力を発揮できるかを見てみます。
<慎重さ×活発性 or 指令性 or 自己確信>
前述のとおり、慎重さは「決断する」ことが苦手です。
そこで考えるよりも行動を優先させる活発性や、自分で決断をしたい指令性、自分の判断に自信を持つ自己確信、これらの資質を持つ人と組みましょう。
慎重さの苦手な部分を補えるため、慎重さの持つ実行力をフルに活かす事ができるようになります。
<慎重さ×責任感>
責任感は「やり遂げる」ことが得意な資質です。慎重さの資質と掛け合わさることで「確実に物事をやり遂げる」ことができます。慎重さの「淡々と進める力」がさらにパワーアップします。
そしてその結果は、周りに対して絶大な「安心感」を与え、新たな仕事の依頼にも繋がるでしょう。
慎重さを持つ人のリーダーシップの取り方
慎重さの資質は大きく分けると実行力の項目に入ります。 実行力に優れるリーダーには、下記のような特徴があります。
実行力に優れるリーダーが活かすべき特徴
- 物事を成し遂げる推進力に優れている
- 何ごとも根気強く継続することができる
- アイディアを現実のものに変えることができる
これとは別に、そもそもどのような時にフォロワーがリーダーについていくのか、皆さんはご存知ですか?
フォロワーがリーダーに期待するものとは以下の4つです。
フォロワーがリーダーに期待する4つの項目
- 信頼
- 思いやり
- 安定
- 希望
上の4つを満たした時にあなたはもっともリーダーシップを発揮することができます。慎重さを持つ人がどのようにするとこの4つを築き上げられるか、1つずつ当てはめて解説していきますね。
慎重さの資質を持つ人が「信頼」を築くための方法
計画全体に対して「リスクはないか?」「準備不足はないか?」「事前に確認できることはないか?」と慎重さの持つ視点で確認をしましょう。
計画をうまく活かせようとしているその行動が、チームメンバーの信頼に繋がります。
慎重さの資質を持つ人が「思いやり」を築くための方法
チームメンバーの決断にリスクが残っていないか確認をしてあげましょう。もし気になる点があれば「この部分は大丈夫?」と優しく指摘をし、正しさの再確認を一緒にしましょう。
リスクの棚卸ができることから、相手が不安に思っていた部分も一緒に共有することで、メンバーの気持ちを楽にすることができます。
そうすることで相手も頼りやすくなると思います。このように関係を築くことで思いやりが伝わるでしょう。
慎重さの資質を持つ人が「安定」を築くための方法
持ち前の「準備力」を活かし計画を準備万端な状態にしましょう。
計画の安定はもちろんのこと、チームメンバーも安心して自分たちの作業に集中できるようになり、人間関係も含めたチームの安定に繋がるでしょう。
慎重さの資質を持つ人が「希望」を築くための方法
「準備すべきこと」「事前確認すべきこと」を明確にし、これさえできれば上手くいくことを周りに伝えましょう。
そうすることでチームメンバーも仕事の成功を思い描け、安心して仕事に取り組むことができるでしょう。
慎重さの適職
慎重さの適職
- プロジェクトマネージャー
- システムエンジニア
- 「法律」「安全性」「品質」などに関わる業務
慎重さの資質を持つ人は、「準備力」の高さから計画を立案し、淡々と進められる仕事が良いでしょう。
僕の実体験としては、計画全体のスケジュールを考えるプロジェクトマネージャーや、綿密な準備を必要とするシステムエンジニアも適職だと考えます。
また「法律」「安全性」「品質」などに関わる業務も慎重さの特徴をうまく活かせる仕事となるでしょう。
慎重さを持つ人の仕事の仕方
最後に、慎重さを持つ人とどのように関わると仕事がより効率的に進むかを見ていきます。
十分な作業時間を与える
慎重さの資質を持つ人は余裕のある状態を望むため、納期の短い依頼をされると不安がよぎり、パフォーマンスを発揮することができません。
そのため、物事を依頼するときは、十分な作業時間を与えましょう。そうすることで慎重さの人は安心して動くことができます。
最大限のパフォーマンスを発揮することで、与えている期間よりも早い段階で仕事を仕上げてくれるでしょう。
決断を後押しする
慎重さの資質を持つ人が止まっている時は、決断に迷いがあるときです。
そんなときは、話を聞いてあげ、一緒に考えてあげましょう。そして決断ができるように後押しを。決定さえすれば、あとは慎重さの人が自主的に進めてくれます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まとめると、
慎重さの資質のまとめ
- 準備万端にしてから物事を進める。
- 「リスクはないか?」と考え立ち止まり検討する。
- 不安なことがあればできる限り事前に解消させる。
- 常に余裕のある状態にし、安心した状況を作る。
以上にあげたように「物事を成功させるために準備万端にする」資質です。
これを読まれた後、ここで紹介したあなたの得意が強みになっていくように実生活でも活かしてみてください。