ちきりんさん著『マーケット感覚を身につけよう』が就活にもえげつなく為になる本だった

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ちきりんさん、ありがとうございます。この本を買うのにかかった1620円はこれから100倍以上の価値を生み出してくれると思いました。

 

「マーケット感覚」とは「売れるものに気がつく能力」であり、「価値を認識する能力」

無意識の内に多少は「マーケット感覚」を意識したことはありましたが、ここまで上手く言語化できるとは。ちきりんさんさすがです。本書の最初の例が一番分かりやすかった。

あるときふと自分の足もとを見ると、そこに大きな金塊があったとします。大人なら誰でも、びっくり仰天するでしょう。慌てて家族や友人を呼んだり、スマホで写真を撮ったり、持ち上げて重さを確認したりと大興奮しますよね。なぜなら私たちは、「金塊には価値がある」と知っているからです。

ところが幼児や動物の足もとに金塊を置いても、それは単に、キレイな石にすぎません。最初は触ったり舐めたりして興味を示すでしょうが、食べられそうにもないし、おもしろいことは何も起こらないと理解した時点で、彼らは金塊を放置し、他の食べ物やおもちゃを探しに行ってしまいます。

幼児や動物には、すぐ身近にある金塊の価値に気づく能力がないのです。このように、自分のすぐそばに「価値あるもの」が存在していても、その価値を認識する力がないと、「自分の周りには何も価値あるものがない」と捉えてしまいます。

極端ですが、この金塊の価値に気づけるかどうかがマーケット感覚があるかないかの差です。

 

例えば、「誰かに選んでもらうこと」に価値が生まれている

マーケット感覚を使って成功した例ふたつ挙げておきます。

ジャパネットたかたは選び抜いた商品を売ることで、選ぶのがめんどくさい、誰かの選んだ良いものを買いたいという人に対して価値を与えています。

購入者としては、「ジャパネットたかたが勧めている商品を買えばけっして損はしない」という信頼感があります。たくさんの商品が並んでいて、比較することの出来る家電量販店よりも、人々がジャパネットたかたで商品を買うのは「選んでもらう価値」を感じているからだそうです。

 

「誰かに選んでもらう価値」は商品によってばらつきがあり、特に適切なものを選ぶのが難しい書籍は選んでもらう価値がとても大きい商品。

北海道の砂川市にある「いわた書店」という小さな本屋さんが、「あなたに合う本を1万円分、選んでお送りします!」というサービスを始めたところ、全国から殺到したそう。本屋は本を普通に売っても儲からない時代で、マーケット感覚を活かしてそこに「選んであげる」という価値を加えて消費者に受け入れられました。

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インターネットの発達で今まで市場化されていなかった分野もこれから間違いなく市場化に進む。例えば、「電機屋に行くよりもAmazonで家電を買ったほうが安いし家まで届けてくれるから便利」という状況になった時に、Amazonにはない消費者が潜在的に求めている価値を見抜いて提供することが必要になってきます。

そこを見抜く能力が「マーケット感覚」であり、市場化する社会の中で上手く生きていくためには必要な能力になってきます。

 

市場化する社会から逃れることは出来ない!?

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マーケット感覚を身につけることの最大の利点は、それさえ身につければ、変化が怖くなくなるということです。今、急速に進む社会の変化を目の当たりにした人たちは、大きくふたつのグループに分かれ始めています。ひとつは、ワクワクしながら自分自身もその変化を楽しんでいる人、もうひとつは、日々伝えられる変化のニュースに不安を深め、どうやって自分と家族を守ろうか、戦々恐々としている人たちです。

このふたつのグループの違いは、どこにあるのでしょう?学歴でしょうか?貯金額でしょうか?私が見る限り、一流大学を出て大企業に勤め、たくさんの貯金を持っている人でも、後者のグループに属している人がたくさんいます。

ふたつのグループの根本的な違いは、いち早く変化の兆しに気づき、新しい世界で価値を提供する方法を、市場から(失敗しながら)学ぶことができるかどうかです。それさえできれば、変化は恐れるものではなく、心から楽しめるモノになります。

そして、そのために必要なものこそが、「マーケット感覚」なのです。

この本を読んで、こういう価値の与え方があるのか!とワクワクしたぼくは多分これから前者になっていける可能性が高い。「自分に与えられる価値ってなんだろう?」と考え始めるのがマーケット感覚を身につけるための第一歩。

本書の中ではマーケット感覚を身につける具体的な5つの方法が書かれていました。

①プライシング能力を身につける
②インセンティブシステムを理解する
③市場に評価される方法を学ぶ
④失敗と成功の関係を理解する
⑤市場性の高い環境に身をおく

見出しだけ5つ並べられても「???状態」だと思うので、マーケット感覚って面白そう!と思った人はぜひ読んでみて欲しい。読んだらぼくと一緒に、自分が与えられる価値について考えましょう。

 

就職する企業の基準として「マーケット感覚が身につくかどうか」を加えました

就職活動を現在している身として、この本を読んでこれからの時代にマーケット感覚がいかに重要かを思い知らされたからには、マーケット感覚が身につかない企業に行くという選択肢はないです。

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死ぬまで1つの企業の勤めることはほぼないだろうと考えているので、会社に勤めながらも個人として変化に対応して乗りこなしていく力を身につけることが重要。

会社は依存する場所ではなくて、自分の能力を活かしたい人が集まって利益を上げながら社会へ貢献する組織だということを再認識することが出来ました。

 

今は価値がないと思われているところに、価値を見出す力。マーケット感覚。

素敵だ。 

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マーケット感覚を身につけよう

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