「周りの人に興味がない」バズを連発する新R25編集長のクズな部分を語ってもらった

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今回お話を伺ったのは、数々のバズ記事を生み出している新R25編集長の渡辺将基さん。

インタビューのきっかけは、渡辺さんのこんなツイートでした。

すぐさま、八木が反応。

ツイッターのフォロワー12,000人を超え(※7/12現在)、今話題のメディア「新R25」の編集長としてどんどん知名度が上がっている渡辺さん。

今回のインタビューで、渡辺さんが思っている「自分のダメな部分」の原因を探ることができました。

 

渡辺さん
この記事、公開しちゃって大丈夫かな…?

と、渡辺さんは心配していましたが、ノーカット版でお届けします。

 

 

【渡辺将基(わたなべまさき)】2012年にサイバーエージェント入社。2014年、「Spotlight」立ち上げ。同メディアの編集長を務め、現在は株式会社新R25の取締役および「新R25」の編集長を務める。

 

【渡辺さんのストレングスファインダー上位5つ】

  1. 戦略性(戦略的思考)
  2. 最上志向(影響力)
  3. 着想(戦略的思考)
  4. コミュニケーション(影響力)
  5. 自我(影響力)

 

 

目次

計画性がない、みんなを振り回す(着想×自我)

Twitterで「(自分の)クズな部分晒したい願望がある」って書いててすごい気になったんですけど、実際にどういうところあるんですか?

僕、計画性がなくて、そのときそこでやりたいことに没頭してしまうタイプなんです。

マルチタスクとかも苦手だし、逆算して考えるとかも苦手なんですよ。

あとは、周りから「もうちょっと考えてから言った方がいい!」って言われたりだとか。結構みんなを振り回してるので…

 

━ みんなを振り回すっていうのは?

「僕の発言の意図がよくわからない」って言われます。

会議の発言でも、周りがポカーンってなってたりとか。

 

━ 着想ですね。着想って、計画的にやっていくよりも、ひらめきで「これ、おもしろい!」ってことにエネルギーがわいてくる資質なんです。「やらなければいけない」っていうのじゃ、全く動けないんですよね。

そうなんですよ。そうそうそう。

逆算して未来描いて、今やるべきことやる、みたいな感じよりも、自分のパッションで動いちゃうんです。

責任者とか編集者としては、計画性なきゃダメだよな…と思ってるから、自己嫌悪がありますね。

 

━ 自我の人とかは、人のマネするの大嫌いだと思います。自我って、自分じゃなければできないことしかやりたくないんですよ。

うんうんうん。絶対そうだと思う。

なんかよく、物事をはじめるときに「まずはマネから入ればいい」とかって言うじゃないですか。ファーストステップとしては正しいと思うんだけど、自分の価値観としては嫌なんですよ。

常に自分のやり方を模索したいタイプ。オリジナリティとか。

じゃないと、モチベーションが湧かないんで、進まないんですよ。

 

━ 着想も、オリジナリティがすごい大事なんです。なので、自我と着想が上位に2つ入ってるから「マネなんて…」みたいな想いが強いと思います。

あと、世間一般でいう編集長って、コミュニケーションがうまくて、部下を巻き込んで愛されて…そういう豪快なイメージがあるんだけど、自分は全く逆で。

僕の場合はグっとモノづくりに入り込んで集中していたいので、あんまり「みんなを束ねて」みたいな感じのリーダーじゃない。そこも何か、これでいいのかなって言う気持ちがあります。

 

━ はい。

それに輪をかけて着想が出てくると、さらに「何を考えているかわからない」って言うふうになって…。

まとめるって言うのが苦手なので、プレイヤーとして成果を出して引っ張るしかないかなって思ったりとか。それで、うまくいったこともあったので、自分のやり方はそっちかなぁ…と。

 

━ 自我を持ってる人は、結構プレイヤータイプですね。

僕自身、すごくプレイヤータイプです。

いろいろ作っていく時も、お互いの役割とかをうまく決めて進めていくのが苦手かもしれないですね。

自分が全部ガッと巻き取って、やっちゃう感じがあるかなぁ。

 

基本的に、そんなに人に興味ない(自我)

━ Twitterで書かれていた、人の話を聞かないって言うのは?

プライベートでもよく言われるんですよ。メモとかもしたくない(笑)

この性格、なんなんですかね?

 

━ コミュニケーションですかね? 俺が喋りたいんだ! って言う。

※コミュニケーション…自分の考えを言葉で表現するのが得意な資質。喋るのが大好き。

 

そういうことか! コミュニケーションって聞くと双方向のコミュニケーションがうまそうなイメージだけど、ストレングスファインダーでいうコミュニケーションは一方的な感じなんですね。

 

━ 自我とコミュニケーションが合わさると「俺の話を聞いてくれ!」になりますね。

うん、なってる(笑)。

 

━ さらに聞いて思ったのですが、渡辺さんが記事を書くためにやっている取材は、一般的な取材とはちょっとスタイルが違うかもしれませんね。

確かに、「取材対象に全力で興味がある!」って言うのとは少し違うかもしれない。

聞いた話を自分の作品として届けたいと言う感じかな。

 

━ 自我のためにインタビューすると(笑)

それ、ちょっとやだなぁ(笑)

ただ、自分でも思うんですけど、やっぱりそんなに人に興味がない。

待って、これ記事になって大丈夫かなー

 

━ 自我って、周りからどういう風に見られているかをすごく気にする資質ですがそんなところもありますか?

それは昔からめちゃくちゃありますね。

自分からしたら、周りの目が気にならない人がいるなんて信じられないですね。自我がないって、あんまりイメージできないなぁ…。

 

━ 自我の人は、基本的に自分にしか興味ないので。自我は、自分主体って言う感じかな。僕も、すごいわかります(八木:自我6位)。

でも会社の中にいて、小さいチームですけど一応リーダーと言う立場で、「人に興味がない」とは言えないし、「この人、周りの人に興味ないんだ」って思われたらやばくない?

やっぱりここはカットでお願いします。

 

でもなぁ、奥さんからも「私に興味ないんでしょ?」ってよく言われる。

これはどうしようもない欠点だと思う。

 

━ 自我はチームプレイ苦手ですね。みんなでやろうよ! ではなく、ガンガン行くから付いてこいよ! みたいな感じですね。

でもね、周りに嫌われてもいいから、言うこと言う! みたいな感じもないんですよ。

「こう言ったら、みんなはどう思うかなぁ…」みたいなのも、つねに考えている。

まぁ、自我なんだろうな。周りから嫌われたくない、みたいなところが入っちゃう。リーダーとしてショボすぎる。

でも、最上志向あるからクオリティは追求したい…その難しさがありますよね。

 

周りに仕事を任せられない(最上志向)

━ 最上志向を持っていると、仕事に求めるクオリティが高いと思うんですけど、新R25のメンバーの記事のクオリティ、気になりますよね?

すげぇ気になるタイプですね。

メンバーの原稿を見る時とかも、困る。自分でこだわりが強すぎるのかな?っていう葛藤があって。

どこまでクオリティを強制していいものかって言うのは、気にしてますね。

 

━ それによって、なかなか仕事が進まなかったり…?

そう、自分から仕事渡せないんですよ。

周りから「他の人に仕事を渡して」って言われてるんですよね。でも、それでクオリティーコントロールをうまくやれる自信がなかったり…って言うのも、悩みですね。

でも、自分が全部やっちゃうとメンバーが成長しないじゃないですか。それも結局良くないし。

━ 渡辺さんのインタビュー記事を読ませていただくと、異常なクオリティーを求めているなと思うんですが、1つの記事になんでそんなにこだわるんですか?

うーん、なんでだろう…。文章の流れや表現、上から下まで読んだときの読みやすさとか、接続詞とか、何回も何回も見て直すんで、スピード遅いんですよ。

最近はアーティストで言う”安室奈美恵型”みたいに完璧なクオリティのもの出すんじゃなくて、まず粗い状態でもいいから出して、突っ込まれながらクオリティーを作っていけばいいんじゃないかって言う風潮があるけど、僕自身にはあまりその価値観がないんです。

なぜなのかって言われても、理由はわかりません(笑)。でも完璧なものを出したい。

 

━ 他にも、クオリティを求めすぎて支障が出たりしますか?

効率よくパパパッと進めてとりあえず出すっていうのができないわけですよ、僕的には。

強烈なこだわりですごいものを作りたいって言う思考なので、やっぱりスピード感がなかったりする。そこも悩みかな、プライベートも仕事も。

効率よく、いろんなことをやって成果を出すような仕事は向いてないと思ってるんですよ。

要は、1個極端にすごいものを作ったら、それで大きく潤う、みたいな仕事がいい。宮崎駿さんみたいな(笑)。

でもこういう性格なので、自分が仕事するときに相手も同じようなタイプだと安心感がありますね。

 

━ 最上志向があるから、優秀な人に興味あるかもですね。仕事で成果出していなかったり、光るものを持っていないって自分が認識しちゃうと、最上志向の人って結構区別して、この人どうでもいいわみたいに思っちゃったりするんですよね。

いや、そこまででもないけど(笑)…この取材、ホント自分のいいとこ出てなくないですか?

でも、やっぱり喋ってておもしろいというか、刺激もらえる人が好きというのはありますね。

 

自我があるからこそ、渡辺さんの記事はキャラが立っていて面白くなるんだと思いますし。

最上志向があるから、圧倒的なクオリティの記事が作れているはずです。

そういうことにしときましょう(笑)。

 

━周りの人に興味ないこと、言っちゃったほうがいいと思いますけどね。渡辺さんは、仕事の成果に興味があるのか! と分かった方が、周りも楽です(笑)。

周りからすごいチームだと思われたい、みたいな自分の欲(自我)を拡大する感覚でやるといいんじゃないかなと。チームが成功することによって自分がちやほやされるし、チームのみんなも喜ぶみたいな。

なるほど。それでみんなが喜べればいいっていうことかぁ。

いやでも、「俺は、自分の名声のためにこのチームを!」とかって言えないでしょ!

でもこの記事が出るなら、全部ばれるけども(笑)。

 

頭の回転が速すぎて、周りがついてこれない(戦略性)

あと、昔から思ってたのは、人に勉強とかを教えるのはすごく得意だったはず。

当時、「こいつはここが絶対わかってない!」っていうのが、手に取るようにわかったんですよね。

「人の気持ちがわかるヤツ」みたいな感じでエラそうなんだけど、そこは昔からすごい自信があったんです。

 

━ それは多分、戦略性的なところかな。戦略性ってすごく直感的な資質で、この人はこうすればうまくいく、こうすればこの問題が解けるようになるとかがわかっちゃうんです。

戦略性って、直感的な資質なんだ。イメージと違った!

 

━ 戦略性とコミュニケーションがいっしょに出ると、戦略性っていくつものルートが一気に思いつく資質で、例えば、同じことを書くにしても、こう書いたらいいのか、こう書いたらいいのかって言う、いくつもの言葉が頭の中にあって。

そこから1番伝わりやすい言葉をコミュニケーションで選んでる…渡辺さんの中にそんな思考があると思います。コミュニケーションは人に教えるのもめちゃめちゃうまいんですね。人に伝わる喋り方とか、言い方とか、説明の仕方、例え話を使ってしゃべるとか。

たしかに、わかりやすく書くとかは得意なことだと思ってる。

あと、自分は編集の前ってWebディレクターみたいなことをやっていて。

この機能を作るとココとココにこういう影響が出る、みたいなのをいっぺんに考えてアウトプットするタイプで。

だから、会議の場とかでいろんな方向からの影響を考えられてない発言をする人を見ると、正直「えっ!?」って思っちゃう。

意外かもしれないけど、自分の中では「これを満たして、これも満たして、これも満たして…」って言うふうにいろいろな条件をクリアしてると思ってから、発言するタイプなんですけどね。

 

━ 戦略性がトップだと、「こうなったら、こうなる」っていうのが直感でわかっちゃうので、周りの人からすると、なんでそこにたどり着いたの? って思われがちです。

ただ、周りからは結論までの道筋が見えない。渡辺さん、戦略性1位で頭の回転がめちゃめちゃ速いと思うので、それで、結論出ちゃってるけど、周りの人には伝わらない、みたいな。

確かに、周りにはあまり伝わっていない。

それを説明しなきゃいけないのも、かったるいんだよなぁ。説明を求められるから(笑)。

 

━ 戦略性は頭の回転が速いから、他の人が周りの影響とかを考えてない発言をすると、こいつバカなんじゃないかな? って思っちゃんですね。笑。

いや、これ以上嫌なヤツにしないで(笑)。

でも、自分が周りから「変なこと言ってる…」って言われたときに、ちょっと納得できてないかも(笑)。

 

━ 変なこと言っていると思われるのは、着想ですね。

ただ、俺の中では全部繋がってるんだよね。でも、周りには伝わってない。その時に、クソ! ってなって、これ(自我)が出てくる。

俺の中では、思いつきで言ってる感覚が本当になくて、どっちかと言うと、結構考えてから言ったりしてるつもり。

アイデアとかも、バンバン出せる人いるじゃないですか。でも、俺苦手で。

いわゆる、自分の中でいろんな条件をクリアしていないと、アウトプットできないんですよ。欠陥だらけだけど、パッてとりあえず出してしまうみたいなのは苦手。

最上志向が入っているから、より完璧なものを出したいと思うタイプなのかな。

 

━ そうですね。最上志向があると自分の中でアイデアの質にもこだわりがあると思います。

インタビュー受けてみて、どうでしたか?

コミュニケーションとか戦略性とかって、言葉の印象と実態が違うところがあったので、そこはみんな勘違いしてるかもしれないですね。

自分が仕事を頑張る理由も、自我に基づいているっていうのがよくわかりました。

ただ、やっぱりこの記事は出してほしくないです(笑)。

 

おわりに

渡辺さん
まぁ、でも自分のことをわかってもらうのも悪くないかもしれない(笑)。裸になろう

取材後、そう笑顔で話してくださった渡辺さん。

 

渡辺さんの強みや弱みをいろいろ聞いていくと、ストレングスファインダーの上位資質の影響を受けていました。

  • 計画性がない(着想)
  • 目の前のワクワクすることを大切にする(着想)
  • 突拍子もないことをいう(着想)
  • 新しいことに挑戦するときは、自分独自のやり方を見つけたい(着想×自我)
  • 周りの人に興味がない(自我)
  • 周りの人からどう思われているかが気になって、言いたいことを言えない(自我)
  • プレイヤータイプ(自我)
  • 記事を仕上げるモチベーションは「すごい自分と思われたい」(自我)
  • 量よりも質を求めるタイプ(最上志向)
  • 優秀な人(成果を出している人)に興味がある(最上志向)
  • 周りに仕事を振るのが下手(最上志向)
  • 頭の回転が速い(戦略性)
  • 人に伝わる言い方を選ぶのがうまい(コミュニケーション)

渡辺さんの関係者の皆様、これが「渡辺さんの頭の中」です。

渡辺さんと同じ資質を持っている方は、ぜひ参考にしてくださいね!

 

 


インタビュー:八木仁平(株式会社Meee代表)

テキスト・編集・カメラマン:世良菜津子

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