こんにちは、八木仁平です。
ストレングスファインダーの結果の活かし方について解説しているときによく聞かれる質問ナンバーワンが
「僕の資質はこれなのですが、向いている職業はなんですか?」
というもの。
この質問がしたくなる気持ちはすごく分かります。
自分のいまの仕事が向いているのか誰でも気になりますよね。
この記事ではストレングスファインダーの診断結果をどうやって、
- 仕事選びのため
- 今の仕事で強みを発揮するため
に利用できるのか解説していきます。
もくじ
ストレングスファインダーの各資質の詳しい解説は「【無料プレゼント】ストレングスファインダー34資質徹底解説シート 」で無料配布しています。
ストレングスファインダーは職業選択のためのツールではない
実は、ストレングスファインダーは職業選択のためのツールではありません。
自分の才能を強みとして発揮するための方法を考えるためのツールです。
ストレングスファインダーの公式Q&Aでは以下のように解説されています。
Clifton StrengthsFinderでは、現在のキャリアが自分にとって適切であるかどうかを明らかにできますか?
Clifton StrengthsFinderは、純粋な能力開発に利用することを目的にしており、 特定の職業への転職を勧めるものではありません。
資質には、特定の職業において常に上位を占めるものもありますが、それは特定の職業に、特定の資質における上位の才能を必要と言っているのではありません。Gallupの調査から、多くの人が同じ職業で秀でていますが、個々のTOP5の資質はきわめて異なることがわかっています。
出典 : Clifton StrengthsFinderでは、現在のキャリアが自分にとって適切であるかどうかを明らかにできますか? | gallupstrengthscenter.com
なので、ストレングスファインダーの結果からは今の業界での仕事が適職かどうかは診断することはできません。
職業内での才能を発揮しやすい役割は分かる
ストレングスファインダーは職業選択に使うことはできません。
ですが、職業の中での自分の最適な役割を考えるのに利用することができます。
ストレングスファインダーはどんな業界・ジャンルで仕事をするべきかは選べないけれど、その中でどんな役割をするのが良いか考える材料になります。
八木仁平の強みを発揮しやすい役割をストレングスファインダーで分析してみる

八木仁平の34の強み。この図は「【無料配布】ストレングスファインダーの34資質分類シート」で作ることができます
それでは僕の資質を例にどんな役割であれば自分を活かせるのか分析してみます。
僕の上位5つの強みを見てみましょう。
それぞれの強みの活かし方は公式サイトにログインすると読める「強みのインサイトガイド」を参考にしました。
- 目標志向→自分で目標を立て、主導権を握れる環境が向いている
- 活発性→自分で意思決定し行動に移せる役割が向いている
- 着想→マーケティングや広告、ジャーナリズム、デザイン、新商品の開発などアイディアが求められる仕事
- 最上志向→すでに成果を挙げている箇所に集中して働く
- 戦略性→新事業に初期段階から関われる環境
総合して考えると、「アイディアを出してそれを実現する」という役割が向いているようです。
なので今、新しいサービスを作るために起業家として働いているのは最適と言えそうですね。
やっぱり自分で思いついたことをそのまま実現したいんですよね…。その働き方が1番楽しいし得意だと感じています。
会社の中でいうと、商品開発部門のリーダーなどは才能を発揮しやすい環境と言えるでしょう。
もちろんリーダーにも色々な形があります。
「指令性」を使ってグイグイ引っ張っていくリーダーもいれば、「調和性」でメンバーの合意点を見つけながら前に進めていくリーダーもいます。
どちらも同じリーダーですが、人それぞれの才能によって役割が違うということです。
ストレングスファインダーで分かる向いていない仕事上の役割
逆に以下のような環境では強みを活かせません。
- 言われたことを指示通りこなさなければいけない(「目標志向」が発揮できない)
- 初対面の人と頻繁にコミュニケーションが発生する(人間関係構築力が低く、初対面の人とうまくやるのは苦手。逆に「親密性」を使って深い関係を築くのは得意)
- 思いついたことを実行するのに何度も許可を得ないといけない(「活発性」が発揮できない)
実はドンピシャでこの環境で仕事をしたことがあって、その時は全くやる気も起こらず2ヶ月でクビになってしまいました。
大学生時代にやった「コンビニバイト」です。
- マニュアルに従って作業する
- レジで初対面の人とのコミュニケーションだらけ
- 新しいことなんて出来るはずが無い
今振り返ってみれば最悪の環境です…。
もしかするとその時に自分の才能を知っていれば「コンビニの売り上げを上げるための企画をやらせてください!」などと店長に提案することで自分の才能を発揮出来たかも知れません。
ただ、同じコンビニの仕事でも、コンビニの立ち上げから軌道に乗せるまでの仕事なら自然と自分の才能を発揮できますよね。
これが、ストレングスファインダーで職業は選べないけど、役割を選ぶのには使えるということの意味です。
「【保存版】ストレングスファインダー34資質の長所・短所リスト」も無料配布しているので合わせて活用してみてください。
ストレングスファインダーを仕事で活かすための5つの方法
既に会社に所属しているなど、自分の役割が決まっている場合には、突然役割を変えるのが難しいことがほとんどだと思います。
そんな方は以下の順番で自分の才能が発揮できないか考えてください。
- 強みを今の仕事でどう活かせるか、特定する
- 仕事の中で強みを活かせるチャンスがあるのにまだ活かせていないチャンスを探す
- 才能を磨くためのスキルとテクニックに投資する
- 強みが発揮できる仕事を作る
- 現在の仕事から離れる、上司を変えてもらう
自分の強みを発揮する方法は今の職場の中でいくらでも見つけられます。
ストレングスファインダーを使って働き方を変えよう
- ストレングスファインダーは職業選択のためのツールではない
- 職業内での才能を発揮しやすい役割は分かる
- ストレングスファインダーを仕事で活かすための方法
診断を受けただけでは単なる才能診断ですが、ストレングスファインダーではその後の活かし方まで用意されているのが魅力です。
ぜひ診断を受けっぱなしにせず働き方をもっとよくするためのツールとして、
無料配布している「【無料プレゼント】ストレングスファインダー34資質徹底解説シート 」と合わせて活用してみてください。
ではでは。