こんにちは、株式会社Meee代表の八木仁平です。
「自分の性格を変えたい」と言っている人をこれまで何度も見てきました。
僕も過去にそう思っていた時期があるのでそう考える理由はよく分かります。
ですが、自分の性格を変えるために努力するのはとても勿体ない思考なんですよね。
この記事では
- なぜ性格を変える必要はないのか?
- 性格を変えずに成長させるためにはどうすればいいのか?
を説明します。
性格を変えたいと思っていた大学時代
僕自身、大学生の頃までずっと自分の性格が嫌いで変えたいと思ってました。
あまり上手く人付き合いができず、内向的な自分のことが嫌いでした。
- 人とどう距離を縮めていけばいいか分からない
- 大人数の場で空気になる
- みんなでいる時間よりも一人の時間の方が楽
そんな性格を変えようと、大学1年生の時にヒッチハイクを始めたんですよ。
「初対面の人と繰り返し会って話してれば性格変わるかも!」と思って。それくらい変えたかった。
勢いで100回ヒッチハイクをした結果…。
何も変わりませんでした。
相変わらず人見知りは治らないし、ヒッチハイクで出会った人ともほぼ仲良くなってない。あれから関係が続いている人は今ゼロです。笑
それくらい僕の性格は何も変わりませんでした。
自分の性格を変えようとするのは無駄だと分かったことはよかったですが、この時間をもっと自分の本来持っている性格を伸ばす方に使えばよかったと今も思います。
性格を変えようと努力しても苦しくて自信を失うだけ
「自分の今の性格はダメなんだ」と思って性格を変えようとしても、本来の自分を否定してしまって苦しくて、自信を失うだけです。
だって人の性格は、6歳まででほぼ100%決まるから。
その後は自分が性格を変えることはできず、周りの環境で「役割的性格」という外の世界での振る舞いが身についていきます。
それって、自分から変えられるものではなく、周りの環境が変わった結果身についていくもの。
なので、自ら性格を変えようとすると、変わらない自分にどんどん自信を失ってしまうんです。
僕も大学時代はその負のループにハマっていました。
じゃあ自分の性格に悩んでいる人はどうすればいいのか。
性格から生まれる強みと弱みは表裏一体
まずは、良い性格も悪い性格も存在していないことを知ってください。
性格から生まれる弱みに悩んでいる場合には、その裏側には強みがあることを知ってください。
例えば、内向的な性格の場合、たくさんの刺激がある人付き合いでは消耗してしまいます。
ですがそれは多くの刺激を必要としていないと言うこと。
1人の時間で淡々と自分のやりたいことに集中できるという強みを持っているんです。
これは外向型の人にはない強み。外向型の人が毎日飲みに行っている時間を自分のために使うことができます。
実際に僕は外交的な性格の人に憧れていた時は全く成果が出ませんでしたが、1人で淡々と取り組めるブログに力を入れ始めると一気に成果が出て稼げるようになりました。
このように、性格から生まれる強みと弱みは常に表裏一体です。
性格を変えようとするのではなく、成長させよう
なので、性格を変えようとするのではなく、成長させてください。
成長させるとは「上手い使い方を身につける」ということ。
まずは自分の性格の強みと弱みを理解する。
次に、どんな場所に行けば自分の性格が強みになりやすいか考え行動する。
自分らしくいられる場所を見つけましょう。なければ作りましょう。
まとめ : 性格は変える必要はない。ただ成長させればいいだけ
ここまで書いてきたことをまとめます。
- 性格は変わらない
- 性格から生まれる強みと弱みは表裏一体。だから変える必要がない
- 性格の上手い使い方を知って成長させよう
性格を変えたいと思っている人はたくさんいると思いますが、残念ながら性格は変わりません。
「性格は変わらないから仕方ない」と開き直った上で、自分なりの上手い使い方を学んでいきましょう。