「好きなこと」と「得意なこと」の違い 。どちらを仕事にすればいいのか?

得意なことを見つける

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八木
自己理解の専門会社を経営している八木仁平です。

年間200人が受講する、3か月・10STEPでやりたいこと探しを終わらせる自己理解プログラムを運営しています。

 

「好きなこと」「得意なこと」どちらを仕事にすればいいの?

という質問を本当にたくさんいただきます。

 

今回の記事ではこの質問を

  1. 「好きなこと」と「得意なこと」はどう違うのか
  2. どちらを仕事にすればいいか
  3. 実は仕事選びで最も重要なのは価値観

という3つのポイントで解決していきます。

 

「好きなこと」と「得意なこと」の違いを明確にして、「やりたいこと」探しを終わらせましょう。

 

同じ内容をYouTube動画でも話しているので、動画がお好きな方は以下からどうぞ。何度も繰り返し見るのがおすすめです。

「好きなこと」「得意なこと」の違い

(1)「好きなこと」「得意なこと」の違い

「好きなこと」と「得意なこと」はどちらもやっていて楽しいことなので混ぜて考えがちです。

実は自己分析を教えている人でも混ざってる人がいますし、僕も昔は混ぜて考えていました。

 

これは分けて考えた方が絶対に分かりやすいし頭が整理されるので、明確に違いを覚えてください。

 

「好きなこと」=情熱

「好きなこと」=情熱

僕の定義では「好きなこと」は興味があってもっと知りたいと感じる「分野」のことです。

「好きなこと」の特徴としては「何で?」「どうすれば?」のような問いが湧いてくるものです。

 

例えばロボットが好きな人は「何でロボットは動くんだろう?」という問いが自然と湧いてくると思います。

僕の場合、「どうやったらもっと自分のことを知れるんだろう?」「どうやったらやりたいこと見つけられるんだろう?」のような問いが湧いてくるので、やっぱり自己理解はとても好きな分野です。

 

好きなこと

「好きなこと」の例を挙げると

  • 心理学
  • 環境問題
  • ファッション
  • 医療
  • ロボット
  • デザイン

など分野は無数にあるのですが、これらを「好きなこと」と呼びます。

 

会社の場合は「業界」と呼ばれるものが「好きなこと」にあたります。

ですので、「好きなこと」が決まれば会社選びで迷うことがなくなります。

 

「得意なこと」=才能

 

自然とできること

自然とできること、それが「得意なこと」であり「才能」です。

 

例えば

  • 人の気持ちを考えることが自然とできる
  • 人と競争することが自然とできる
  • 情報を集めることが自然とできる
  • 深く考える
  • 分析する

これらが自然とできる「得意なこと」であり「才能」と呼ばれるものです。

 

「得意なこと」と「スキル・知識」は全く別物

「得意なこと」と「スキル・知識」は全く別物

「得意なこと」は自然とできること、「スキル・知識」は学んでできるようになったことです。

例えば「得意なこと」は人の気持ちを考えること。「スキル・知識」はプログラミングや投資・英語など、生まれつきではなく後から学んでできるようになったことです。

 

得意なこと

仕事選びにおいて重要なのは「得意なこと」です。

 

「スキル・知識」は後から学べるもので、一度身につけたとしても役に立たなくなってしまう可能性があります。

例えばプログラミングの言語を学んだとしても、それが5年後に通用するかは分かりません。

 

ですから仕事選びでは、生まれつき自分が持っていて死ぬまで一緒にいる、そもそも自然とできることを考える必要があります。

 

「好きなこと」と「得意なこと」の比較まとめ

「好きなこと」と「得意なこと」の比較まとめ

「好きなこと」と「得意なこと」は実際にどう違うのかをまとめます。

 

「好きなこと」は興味を感じる分野、「得意なこと」は自然とできることです。

「好きなこと」は名詞、「得意なこと」は動詞と考えると分かりやすいと思います。

 

例えば「心理学」は名詞であり分野なので「好きなこと」です。

一方、「人の気持ちを考える」は動詞であり自然とできることなので「得意なこと」です。

 

自分が「これ楽しいな」と感じることを、「好きなこと」なのか「得意なこと」なのかを分類しておくことが大事です。

 

「好きなこと」と「得意なこと」はどちらを仕事にすべき?

 

「好きなこと」と「得意なこと」の掛け算

そもそもどちらかを仕事にするという考え方が間違っています。

「好きなこと」と「得意なこと」が掛けあわさって「やりたいこと」になります。

 

「やりたいこと」は「好きなこと」と「得意なこと」の掛け算です。

僕の場合は「好きなこと」が自己理解、「得意なこと」が体系立てて伝えることです。

なので「やりたいこと」は自己理解を体系立てて人に伝えることです。

 

「好きなこと」×「得意なこと」の掛け合わせパターンは無限

「好きなこと」×「得意なこと」の掛け合わせパターンは無限

僕は体系立てて伝えるのが得意で、人の話を聞きながら寄り添っていくのは苦手です。

同じ自己理解という分野が好きでも人の話を聞いて寄り添うのが得意な人の場合は、自己理解を使って人に寄り添って、その人の悩みを解決してあげるということが「やりたいこと」になると思います。

 

やりたいこととは?好きなことが違う場合

「好きなこと」が違っても「やりたいこと」は変わってきます。

僕は自己理解が好きですが、スポーツが好きな人の場合は、スポーツを体系立てて伝えるというのが「やりたいこと」になります。

 

「好きなこと」を仕事にすると楽しくなくなる

「好きなこと」を仕事にすると楽しくなくなる

「好きなこと」と「得意なこと」、どちらかだけを仕事にするというのは、そもそも考え方としてずれているのです。

例えば「好きなこと」しか考えてない場合にどうなるか、これは非常によくある例です。

 

「私は野球が好きです。だから野球メーカーに就職しました。だけど入ってみたら全然仕事が楽しくないんです」というような相談をされることがあります。

野球という「分野」が好きだということと、野球メーカーに入ってやる仕事内容が好きかというのは別物なので、「分野」は一緒でも自分の「得意なこと」であるかは分からないのです。

 

だから「仕事が楽しくない、これやりたいことじゃない」ということになってしまいます。

 

「やりたいこと」の正しい考え方

ではどういうふうに考えるのが正解なのでしょうか?

野球が好きだとしたら、野球のどんなところが好き、何をやっているのが楽しいのかを考える必要があります。

正しい考え方

例えば

  • チームプレイが楽しい
  • 自分の能力を高めるのが楽しい
  • 戦略を考えるのが楽しいという

こんなふうに同じ「野球が好き」という中でもいろいろな「楽しい要素」があります。

この「楽しい要素」が「得意なこと」と関係しています。

 

自然とできることと楽しいことはほぼイコールなので、ここは「得意なこと」に関連しています。

ですから、野球という「分野」だけでなく、何が自然とできて楽しいのかということも併せて考えるとあなたにマッチした仕事に就ける確率がとても上がります。

 

八木仁平の失敗体験

僕の過去の残念な経験をシェアしたいと思います。

 

僕自身、自己理解の仕事を始めた当初なぜか楽しくなかったのです。

なぜ楽しくなかったのか、分析してみた結果を紹介します。

八木仁平の失敗体験

最初に僕が自己理解を仕事にした時、人の話を聞きまくるコーチングという手段を使っていました。

オンラインで予約を受け付け、渋谷のカフェで人の話を聞いて分析するということを1対1でやっていました。

 

八木仁平䛾働き方1コーチング編

僕は1対1で話を聞くのがあまり得意ではなく、どちらかというと辛いことなのです。

そうやって1対1で話を聞いて理解を促すのは僕の「やりたいこと」ではありませんでした。

 

八木仁平䛾働き方2セミナー編

1対1が苦手だと気づいたので、人前で話してみんなが自己理解してもらえるようにセミナーを始めてみました。

最終的には50人ぐらいの前でセミナーで話すようになりました。

 

八木仁平䛾働き方2セミナー編

ところが、これも辛くなるのです。

僕は何度も同じ話をするのがめちゃくちゃ苦手で、すごく疲れてしまいました。

 

完璧に「得意なこと」ではなかったので「やりたいこと」でもなくなってしまった、これが僕の2つ目の働き方です。

 

八木仁平䛾働き方3動画プログラム編

今は自己理解プログラムという動画のプログラムを作っています。

動画のプログラムなので僕が内容を話すのは1回だけ、あとは疑問点に答えて滞りなく自己理解を進めてもらうという形にしています。

 

ここで初めて自分の「好きなこと」と「得意なこと」が重なった「やりたいこと」を仕事にすることができるようになりました。

 

この具体例からも分かるように、好きなことだけでも、得意なことだけでも不完全なのです。

ですから、あなたも今の仕事がつまらないのだとしたら、「好きなこと」ができていないのか「得意なこと」ができていないのか、これを分析することが重要です。

 

「好きなこと」と「得意なこと」、片方しかできていない場合の対処法?

「好きなこと」しかできていない場合

では、「好きなこと」と「得意なこと」、片方しか仕事にできていない場合はどうすればいいのでしょうか?

 

 

「好きなこと」しかできていない場合、今の分野の中で「得意なこと」が使えないか試行錯誤してみてください。

何がつまらないのだろう、何をやっている時にワクワクするのだろうということを考えれば、「得意なこと」が使えるようになっていきます。

 

「得意なこと」しか出来ていない場合

反対に、「得意なこと」ができていて仕事は苦じゃないけどこの分野に興味がないからあまり面白くないと場合は、今の働き方や職種をそのまま自分の好きな分野で実現できないか考えてみてください。

「得意なこと」が実現できているなら仕事としてもある程度はうまくいってる状態だと思うので転職もしやすいと思います。

好きな分野でも同じように生かせばいいだけなので、こちらの場合は比較的簡単に「やりたいこと」を実現しやすいです。

 

仕事選びで最も重要な要素とは?

 

本当にやりたいこととは?

実は「好きなこと」「得意なこと」よりも仕事に重要な要素があります。

「好きなこと」と「得意なこと」を掛けあわせた「やりたいこと」だけは不完全なのです。

 

「やりたいこと」をやる、それだけではなく、それを「何のためにやるか」という目的が一番大事です。

 

僕はこれを「やりたいこと」と「価値観・大事なこと」を掛けあわせて「本当にやりたいこと」と呼んでいます。

 

僕の場合、「やりたいこと」は自己理解を体系立てて伝えることです。

それを何のためにやるかというと、夢中な人を増やすために自己理解を体系立てて伝えています。

 

「夢中な人を増やすために」という目的が見つかった状態です。

 

就職活動・転職活動の場合

これは就職活動・転職活動の場合でも非常に重要で、価値観や目的が合っていない会社に就職してしまうと「この仕事は何のためにやっているんだろう?」という状態になってしまいます。

ですから、自己分析したり自分の仕事を考える場合はぜひこの「大事なこと」もセットで考えてみてください。

 

「好きなこと」「得意なこと」の両方を仕事にする

「好きなこと」「得意なこと」の両方を仕事にする

  1. 「好きなこと」と「得意なこと」はどう違うのか

    「好き=分野」「得意=自然とできること」です。

  2. どちらを仕事にすればいいか

    両方が満たされることを仕事にしましょう

  3. 実は仕事選びで最も重要なのは価値観

という話でした。

 

 

あなたの「好き」と「得意」に関する思考は整理されたでしょうか。

 

思考が整理されると自分のやりたいことに確信が持てます。

確信を持てると行動力も上がります。

行動力が上がると実際に成果が出てきます。

 

 

今回の自己理解のメソッドを使って、あなたが本当にやりたいことを見つけて実現できるように応援しています。