
年間200人が受講する、3か月・10STEPでやりたいこと探しを終わらせる自己理解プログラムを運営しています。
自分の人生で何をやっていきたいのか、何を大事にして生きたいのかを表しているのが価値観です。
例えば
- 家族
- 友達
- 仕事
- 自由
など、どれを大事にしているのかによって価値観が変わってきます。
価値観を明確にすることによって、人生の選択に迷いがなくなります。
同じ内容をYouTube動画でも話しているので、動画がお好きな方は以下からどうぞ。何度も繰り返し見るのがおすすめです。
価値観を明確にすれば仕事選びに迷わない
仕事選びにも価値観は重要です。
好きなことを仕事にできていても、自分の価値観と会社の価値観がズレているととても働きにくくなってしまいます。
今回は、簡単に自分の価値観を明確にするための意外な10の質問を紹介していきます。
価値観が明確になると、自分がどんな会社で働くべきか、どんな働き方をするべきかを選んでいけるようになりますよ。
価値観が見つかる10の質問
(1)会った時に刺激を受ける人は誰ですか?
友人や上司、どんな人でもいいので、会った時に刺激を受ける人はいますか?それはなぜですか?
その人と自分の価値観が共鳴してるからこそ刺激を受けて、感じるものがあるはず。
自分が刺激受ける理由から、自分の価値観を見つけることができます。
僕は友人である画家の宮森はやとさんと会うと、自分の中にエネルギーがほとばしるのを実感します。
宮森さんは本音で生きる人。
本当にやりたいことしかやらないというスタンスで生きていて、その生き方に僕が共鳴してすごく刺激を受けているんだと思います。
そこから、本音や「自分の好きなことに熱中して生きることを大事にしている」という、僕の価値観が分かるのです。
(2)これまでの人生で大きな決断をした時に、大事にしていた判断基準は何ですか?
価値観=自分の判断基準。つまり、何かを判断する時に使うものです。
僕の場合、就職しないと決めて大学卒業して独立したことが大きな決断だったと思います。
その時、誰かのビジョンを一緒に追いかけるのではなく、自立した仕事をしたいと思って独立する道を選びました。
僕は「自立して、自分で自分を律する生き方をする」ということを判断基準にしました。つまりそれが僕の価値観なのです。
(3)これまでの人生で一番努力した経験は何でしょうか?
これまでで一番努力した経験の中には自分の価値観が隠れています。
自分自身を振り返ってみると、大学生活でブログを書いてる時でしょうか。
ブログをとにかくたくさん書いて、どうやったら読まれるんだろう、お金を稼げるんだろうと考えて必死に試行錯誤していました。
そこから、「自分の意見を発信したい」「世の中に残る作品を作りたい」「誰かに影響を与える文章を書きたい」という価値観が見つかります。
自分の価値観にマッチしているからエネルギーが湧いて頑張れるのです。
過去の経験から「何でそんなに頑張れたんだろう」と感じることは何でしょうか。
(4)親の生き方のどんなところが好きですか?
自分が一番身近に接してきた親から自分の価値観を探すことができます。
親の好きなところいうのは自分の価値観がすごく共鳴しているところなのです。
むしろ、親との関係の間で価値観が育まれていったとも言えます。
僕は父親の好奇心旺盛なところ、自分の興味の対象に没頭するところが好きです。
「自分の興味のあることに没頭していたい」「周りが何と言おうが自分のやりたいことをやっていきたい」という僕の価値観は、そんな父親からの影響が大きいと思います。
(5)嫌いな人、苦手な人は誰ですか?
誰かを見て「嫌いだな」と思う時、そこには嫌いな理由があります。
ほとんどの場合、嫌いなのは自分の価値観からズレているからなのです。
僕はそもそも人と接する機会があまりないのですが、自分の人生を生きていない人や、自分の人生を誰かの責任にする依存的な人は嫌いです。
なぜなら、僕は自立して生きたいからです。
自分の人生に責任を持って生きたいという価値観を持っているから、依存的な人が嫌いだということになります。
(6)育った家庭の教育方針は何ですか?
育ってきた家庭の教育方針が自分の価値観に影響を与えている確率は非常に大きいです。
僕の家庭はとにかく可能性を否定しない、人を否定しないという教育方針でした。
やりたいことは何でもやらせてくれるし、欲しいものは何でも買ってくれました。
これが良いか悪いかは正直分かりませんし、もっと我慢する術を教えたほうがいいという意見もあると思います。
実際、僕は全然我慢できない性質ですし。
ですが、そんなふうに可能性を否定しないように育てられたことで、僕は色々な可能性を信じているます。
(7)好きな有名人、周りの人、漫画のキャラクターは誰ですか?
好きな人だけでなく、好きの理由まで考えてみてください。
僕が一番憧れるのは、太陽の塔でも有名な画家の岡本太郎さんです。
岡本さんの、自分の思ったことを思ったように言う歯に衣着せぬ物言いや本音で生きている部分にとても惹かれます。
そして、作品で自分の思いや社会に対するメッセージを表現し、後世に残るような作品を創っていく生き方はすごくかっこいいと思います。
ここから、僕が「本音を大事にしている」「自分の生きた証を残して行く」ということを価値観として持っていることが分かります。
(8)これまでで一番感動した出来事は何ですか?
自分が感動した出来事とは、自分の価値観が揺さぶられて刺激された出来事です。
僕が一番感動したのは、高校生の時にバドミントンの大会で優勝したことです。
練習を重ねて強くなって、敵わないと思っていた相手に勝った瞬間は、本当に今でも鮮明に覚えています。
僕は、「競争が大好きで勝ちたい」し、「自分が成長している実感を味わいたい」という性質を持っているわけです。
だから僕は自分の価値観の1つとして「成長」という言葉を掲げているのです。
(9)これまで読んできた本の中で一番好きなものは何ですか?
本を読まないという人は、これまで見た映画の中から思い浮かべてもらっても結構です。
一番好きな本を聞かれて僕が思い浮かべるのは『エッセンシャル思考』という本です。
超ざっくり言うと「自分の本当にやるべきことを見定めて生きよ」という本なのですが、これに影響されて、自分のやることをもっとミニマルに絞って生きたいと思うようになりました。
今でもすごく影響されて生きています。
ここから導き出される僕の価値観は「厳選」「集中」というもので、これらの本から受けた影響が反映されていると思います。
(10)死んだ後、周りの人からどんな人だったと言われたいですか?
自分が死んでベッドに横たわっている時、知り合いが集まってきて「〇〇はこういう人だったね」と言われている場面をイメージしてください。
その時、どんなふうに言われたいですか。
僕のイメージの中では、「ワクワクしてたよね」「常に楽しそうだったよね」「やりたいことに没頭してたよね」と言われたら嬉しいです。
そう言われるために、「常に好奇心に従って生きていたい」と思っています。
ですからこれが僕の価値観の1つになるわけです。
迷いのない人生を手に入れましょう
- 会った時に刺激を受ける人は誰ですか?
- これまでの人生で大きな決断をした時に、大事にしていた判断基準は何ですか?
- これまでの人生で一番努力した経験は何でしょうか?
- 親の生き方のどんなところが好きですか?
- 嫌いな人、苦手な人は誰ですか?
- 育った家庭の教育方針は何ですか?
- 好きな有名人、周りの人、漫画のキャラクターは誰ですか?
- これまでで一番感動した出来事は何ですか?
- これまで読んできた本の中で一番好きなものは何ですか?
- 死んだ後、周りの人からどんな人だったと言われたいですか?
という、自分の価値観を明確にするための10個の質問を紹介してきました。
価値観が明確になると、「どっちの会社に入ろうか」「どっちの仕事をしようか」など、人生の選択を迫られたときに迷わなくなります。
あなたも自分の価値観を明確にして、迷いのない人生を手に入れてください。