こんにちは、株式会社Meee代表の八木仁平です。
みなさん、ストレングスファインダーで分かった自分の資質活かしてますかー!!!
この記事でも資質を活かす方法を解説して行きますね。
ストレングスファインダーの上位資質はうまく使えば強みとして発揮されますが、コントロールできないと弱みになってしまうことがあります。
ストレングスファインダーを受けて結果を見てみたものの、強みとは思えない方も多いのではないでしょうか?
ストレングスファインダーの資質が弱みになってしまうのには2つのパターンがあります。
- 資質が全く発揮できなく0%の状態になっている
- 資質が100%発揮されていて振り回されている
では、ストレングスファインダーの資質が弱みになってしまわないようにするためにはどうすれば良いのかを解説します。
1.資質が全く発揮できない0%の状態になっている
ストレングスファインダーで分かる「資質」とは、無意識のうちに出てくる思考・感情・行動のパターンを表しています。(詳しくは「才能とは何か?自己理解オタクが定義を解説する」を読んでください。)
なのでストレングスファインダーの資質を活かせている時は、とても自然でしっくり来る感じがあります。
このせっかく持っている自分の無意識の思考パターンが何らかの理由で押さえ込まれていると、ものすごく生きづらくなってしまいます。
押さえ込まれてしまう原因は会社やコミュニティなど文化的に「◯◯でなければいけない」と強制されている常識を鵜呑みにして「自分はこのままではいけない」と否定してしまっていることです。
例えば、日本では「明るくなければいけない」という常識のようなものがないでしょうか?
落ち着いて物事を考えるのが得意な「内省」なども持っている人からすると、明るいことを強制されるととても辛いですよね。
それは自分にとってはとても不自然な生き方になってしまった状態です。
資質が発揮できていない状態から抜け出すためには、まずはどの資質が満たされていないのかを特定する必要があります。
各資質が嬉しいポイントをまとめたページがあるので、これを参考にして「満たせてない」部分を見つけてください。
満たせてない資質が特定できたら、自分に栄養を与えるイメージで、資質を満たす時間を作って行動してみてください。
- 内省が満たされてなければ、1人で紙と向き合う時間を作るのが良いですね。
- 最上志向が満たされてないけば、自分の本当に好きなことをやる時間を作るのが良いでしょう。
- 学習欲が満たされてなければ、新しい知識を身につける時間を取ってみましょう。
こうすると、「あー、満たされてるわー。」という感覚が生まれてくるはず。
こう感じられるタイミングを徐々に増やしていくことが、資質を強みにすることに繋がります。
2.資質が100%発揮されていて振り回されている
今説明したものは、資質が全く表に出せていないパターンでしたが、次は逆に100%常に出てしまっていて弱みになってしまっているパターンです。
資質は無意識で常に出ているもので、ほっとくと常に自分の思考を支配してしまいます。
100%常にエンジン吹きっぱなしな状態。
ピカチュウが自分の身を守るために常に電気出しっ放し状態にして、自分も疲れてサトシも傷つけてしまうようなものですね。
#名作をいきなり終了させる
ピカチュウの電気でサトシ死亡。 pic.twitter.com/1ONZt3SJq5— たなちゅん (@tanachunSG) 2017年1月23日
けれどこれだといろんな弊害が出てしまうんですよね。
ストレングスファインダーの各資質が常に100%出ているとこんな状態になります。
- 最上志向……常に質の高いものしか発表したくないから、何も行動できなくなってしまう
- 調和性……常にみんなの意見を優先しなきゃいけないから、自分の思っていることが言えない
- 学習欲……常に新しいことを学んでいたいから、インプットに偏ってアウトプットができない
- 慎重さ……常にリスクが0のことしかしてはいけないから、身動きが取れなくなる
- 競争性……常に勝たなければいけないから、勝ち目の薄い試合には出ない
どうでしょう?
思い当たることはありませんか?
最上志向が100%ずっと出ているとこんな風になります。
昔【最上志向】が暴走して、「こんなに世の中にすごい人たくさんいるのに自分はなんで全然ダメなんだ……。何をやってもバカだと思われそうで何もできない……。」と動けなくなってたのをふと思い出した。
当時はめっちゃ苦しかったなー。— 自己理解やぎぺー (@yagijimpei) 2018年7月29日
こうなってしまうと、せっかくの資質は自分の成長を妨げる弱みになってしまいます。
超もったいないですよね。
じゃあどうすればいいのか。
まずは自分を行動できない状態に縛っている思い込みに対して「本当にそうなの?」と問いかけてみてみましょう。
- 最上志向……本当に常に質の高いものしか出してはいけないの?
- 調和性……本当に常に自分が意見を言ったら場が乱れるの?
- 学習欲……本当に常に新しいことを学んでないといけないの?
- 共感性……本当に常に人の気持ちばかり考えていないといけないの?
- 着想……本当に常に斬新で新しいことをしなきゃいけないの?
次に、それが本当じゃない場合のもっともらしい理由を考えてみましょう。
この段階では納得できてなくても良いので、もう1人の自分と話すイメージで考えてみてください。
- 常に質の高いものばかり出すのは疲れるから。
- たくさんの傑作を生み出しているジブリ映画にも駄作もある、常に質の高いものを作るのは不可能だから。
- 自分の質に対するこだわりが異常なだけで周りの人はそこまで気にしてないから。
- 質にこだわりすぎて動けないと、何もできなくなってしまって、結局良いものが作れないから。
どうでしょう?
少しでも納得できそうな理由は見つかりましたか?
最後のステップは、自分を行動できない思い込みを「えいやっ!」と飛び越えて動いてみることです。
ものすごく怖いの知っていますが、最後は実際に自分で動いてみるしかありません。
動いてみた結果「別にそんなにこだわる必要はなかったんだ」という事実を見つけてください。
今後ずっと自分の思い込みに縛られて生きるか、怖いけど一度だけ踏み出してみるか。どっちが良いですかね?
このワークをすることで、自分の資質をコントロールできるようになって行きます。
常に100%発揮している状態ではなく、必要ない時には引っ込めるという選択ができるようになるんです。
それぞれの資質が持っている思い込みを、これで徐々に緩めてください。
資質の持っている強みはそのままに、弱みを抑えることができるようになって行きますよ。
ストレングスファインダーの資質が弱みになってしまう2つのパターンまとめ
ストレングスファインダーの資質が弱みになってしまう2パターンを説明しました。
- 資質が全く発揮できない0%の状態になっている
- 資質が100%発揮されていて振り回されている
ここに対処していくことで、自分の資質はうまくコントロールできるようになっていきます。
ぜひストレングスファインダーを使いこなして、自分らしく生きるための武器にしてくださいねー!
以上、ストレングスファインダーの資質が弱みになってしまう2つのパターンでした。
紹介しきれなかった他の資質の解説は「ストレングスファインダー34資質徹底解説シート 」で無料配布しています。