残酷な現実を伝えてあげるという誠実さ

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引用:坂爪圭吾

 

昨日、坂爪圭吾さんと高知でお会いしてきました。

 

坂爪圭吾さんとは

  • 約2年前同棲していた彼女に振られる。
  • 家賃を払うのが嫌だから家のない生活をスタート。
  • 色んな人の家に泊めてもらったり、野宿をしたりで生きていく。
  • ブログ読者から熱海にタダで家をもらい現在はそこに住んでいる。

という一言でいうと「ヤバい」お方。

 

向き合って伝える誠実さ

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引用:坂爪圭吾さんと会ってお話すると、心の中に風が吹いて「行けるところまで行ってみよう」という気持ちになれる。

 

そんな坂爪さんのお話の中でとても心に残るものがあったんです。

坂爪さんがブログにも書き残されていたので引用させていただきます。

昨日は大阪在住の女性Yさんから「山の奥にある古民家で談話会をやる予定なので、もしよかったらさかつめさんも来てください」と連絡をいただき、嶺北地方に足を運んだ。待ち合わせ時刻におよそ90分遅れで到着したYさんはゴリゴリのロリータ衣装に身を包まれていて、私は「今日はやばくなるだろうな」と思った。

二時間遅れで談話会ははじまり、前半は意味のわからない表面的な世間話が繰り広げられた。私は「世間話に付き合わされるために呼ばれたのか」と露骨に不愉快になってしまい、また、Yさんが私に語りかける口調がタメ口であることにも軽い違和感を覚えていた。このままだとうんこみたいな時間が流れてしまうと思った私は、まず、Yさんに「なんでタメ口なのかわかりません」と告げた。告げた途端に、Yさんと場の空気が凍結した。

<中略>

我慢の限界を迎えた私は「あなたたちの会話のすべては腹ではなくて頭から出ている気がして、話を聞いていても、何も響いてくるものがありません。Yさんの言葉も、ゴスロリ衣装を通じて自分以外の何者かの仮面を被って話されているような気がするので、あなたの実態が何もわからない。実態がわからないひととは、私は、コミュニケーションをとることはできません」的なことを伝えた。他にも幾つかの違和感を連続して伝えると、あれだけ軽妙なトーンで会話を続けていたYさんは完全に黙り込み、そして、Yさんの瞳からは涙が流れた。

引用:殺してあげることが、優しさ。 – いばや通信

 このエピソードを聞いた時、ぼくはシンプルに「坂爪さんは凄い」と思った。

 

本当のことを言うのはしんどい

ゴスロリ少女がタメ口を使っていたとしても、おそらく坂爪さんは一度話を終わらせてしまえばその少女と二度と会うことはなかっただろう。

でも、坂爪さんは憤りを感じて「なんでタメ口なのかわかりません」と伝えた。

これはぼくには絶対できないことだと思った。

自分が不満を感じていることを伝えれば間違いなく場の空気は凍る。

適当にニコニコしてごまかしてしまえば、いざこざもなく終わるだろう。

ぼくは違和感を感じてもそうするだろう。

 

でも、誰かが言ってあげなきゃいけない

Yさんは色んな人と接していく中で、今のゴスロリキャラを作り上げたんだろう。

それはYさんの責任でもあるし、これまでYさんと真剣に向き合ってあげてこなかった周囲の責任でもある。

もちろんゴスロリが悪いと言っているわけではなく。

殻を被ったコミュニケーションしかできなくなってしまっている状態に問題がある。

坂爪さんは紹介した文章が記載されいてるブログの記事タイトルを「殺してあげることが、優しさ。」としている。

まさにその通りで、坂爪さんが指摘しなければYさんはこれからもずっと殻を被ったコミュニケーションしかできないままだっただろう。

表面上はニコニコしてYさんを肯定してあげるよりも、坂爪さんの行動はずっと誠実な態度だと思った。

 

ぼくにもある

ぼくも実は同じような経験をしていた。誠実に向き合ってもらう側としてだ。

先日就職活動をして内定をもらっていた会社をぼくは辞退した。

その時に会社でお世話になった1人の方に方に報告をしていなかった。

後日、その方からメッセージをもらった。

「内定を辞退したことを他の人づたいで聞いた。お世話になった人には自分で報告しないとダメだよ」という内容のメッセージ。

もっともすぎる指摘で、ぼくは若干のダメージを負いつつも「本当のこと」をしっかり伝えてくれたことに嬉しくなった。

誰しもそういう経験は在るんじゃないかと思う。

 

残酷な現実を伝えてあげるという誠実さ

しっかりと向き合った人間関係の先には、ある種の清々しさみたいなものが生まれる。

これが一番誠実な人間としてのつきあい方なんだろう。

坂爪圭吾さんからまだまだたくさんのことを学ぶことができる。

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